2007年01月10日

断面形式その3

詳しい説明は専門的になるので割愛しますが、この断面形式ではちょっとした寸法の取り方の違いで法的に地下2階地上2階にも地下1階地上3階にもなります。それにより自治体の条例や法律の扱いが大きく違ってくるので、建てる場所によって寸法を微調整します。吉祥寺では法的に地下2階地上2階となる方が有利なので、そのように計画します。いずれにしてもつまるところこの建物は4層となるのですが、住戸ごとに見ると、一つの住戸は3層になっているという不思議なものなっています。一つの住戸が3層になっているというのも、法的には有利になるミソになっています。つづきます。
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2006年12月27日

断面形式その2

10.jpgそこで床面を法的に許容される限度を超えるところまで計画して、そこから削っていくというプロセスを考えました。そのためのアイディアが絵にあるような断面形式となります。基本的には地下1階地上2階の3層の断面なのですが、天井高さを低く押さえられる室(例えば洗面や浴室など)を2戸分、建物の中央へ集中的に配して4層分入れます。この中央部分1層分が面積オーバーになるので、その分を吹き抜けなど他で削って使おうということになります。続きます。
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2006年12月16日

断面形式その1

実はこのプロジェクトの一番の特徴は、断面形式のアイディアにあります。いろいろ考えた末、その形式で特許の出願をしようということになり、それが済むまで公の場で説明することを控えざるを得ませんでした。先日出願を終えたので、少しずつこのブログで説明していこうと思います。
この規模の建物の計画で、敷地に最大限のボリュームを建てようとすると、建ぺい率の制限でどうしてもいわゆる「総2階」とか「総3階」、つまり下から上まで同じ面積を持った階を重ねざるを得なくなります。でもそれでは面白くありません。吹き抜け、奥行きの深いバルコニー、ガレージ・・・とっいたアイディアを盛り込めなくなるからです。つづきます。
posted by 大川信行 at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | コンセプト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月05日

プロジェクトの状況

先日もう一組、興味があるというご家族からこのプロジェクトの内容について照会がありました。このブログを見て連絡をくださったとの事。ありがとうございます。
ジェミニ・プロジェクトは都市や環境に対する一つの小さな提案です。建物を一つ作れば済むものではありません。広がりを持っていきたいと思っています。引き続き、このプロジェクトのコンセプトに賛同してくださる方で吉祥寺に住みたい方を募集しています。気軽にご連絡ください。
posted by 大川信行 at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月04日

アーサーL.リチャーズの二世帯住宅

09.jpgミルウォーキーのデベロッパー、アーサーL.リチャーズがフランク・ロイド・ライトに依頼して作った二世帯用の住宅です。ローコストを目指してプレカット部材を多用するなどの工業化が図られました。絵にあるのは2階建てのユニットで、4棟が現存するようですが、その後の改修などで外壁の仕上げはまちまちです。またそのうちの1棟は1世帯用に改築されているようです。ローコストとはいえライトらしい線は出ているので、そのあたりは日本のハウスメーカーもお手本とするところではないでしょうか。
posted by 大川信行 at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 事例の研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月29日

外観のイメージモデル

候補の1つとしている土地にモデルプランを入れて外観イメージをつくってみました。
image_sdhK1.jpg

仕上材などは2つの家族で協議しながら最終決定することになるのでいわゆるスケルトンのイメージと考えてください。建物のシルエットやまちなみとの関係などを検討しています。容積を使い切る(土地のポテンシャルを最大まで使う)ために地下(ドライエリア)のある住戸となっています。
posted by 山内彩子 at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月24日

プロジェクトの照準

吉祥寺に住みたくて家づくり事業を計画してみたけれど、なかなか思ったようなプロジェクトに出会えない、そんな方が多数おられると不動産会社の方などからも聞いています。
戸建てだと30坪くらいほしいというニーズと、DINKSやお子様1〜2人くらいの世帯で、マンションのファミリータイプ相当の床面積(65u〜90uくらいまで)でもやはり戸建てがいい、という方に、5000万円台〜6000万円台くらいまでで高耐久なコンクリートの住宅を提供できないかと検討中です。現段階では完全に自由設計なので早めにご相談いただければ、必要なヴォリュームや予算の条件を確保できる土地から一緒に探して実現させることができます。興味がある方はとりあえずでもお声をかけてみてください。
posted by 山内彩子 at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月22日

吉祥寺の土地探し

ここ数週間、集中して「東京都武蔵野市吉祥寺・・・」の住所の土地を探索しています。
何となく感じてはいましたが、不動産会社の話によると、ここ半年そこそこで1割くらい坪単価が上がっているとのことでした。買う側の条件が厳しいのはもちろんですが、土地を売ろうとされている方は、武蔵野市の敷地面積の最低限度(120u)の設定があるため、できるだけ120u強に分割して1宅地あたりの金額を下げて売ろうとするのですが、もとの敷地の面積が240uを切っていたら、2分割できずに単体で売らざるを得なくなり、より売りにくい状況になってしまいます(多少単価を下げざるを得ない)。こうした背景ででてきた40〜50坪(132u〜165uくらい)の土地が今回の探し物だと考えています。
土地勘のある人だとすぐにわかると思いますが、この住所だと一番駅から遠いところで30分近く歩くことになってしまいます。それだったら、練馬区、杉並区、三鷹市等で吉祥寺からの徒歩分を重視した方がいいか、などなかなか悩ましいところです。
posted by 山内彩子 at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 進行中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月13日

ユトレヒトのダブル・ハウス

08.jpgMvRdVというオランダの建築家3人組による1995-97年の作品です。
ここではあっさりと、「ダブル・ハウス」と言っていますね。
デザインプロセスを読んでみると、ジェミニ・プロジェクトで考えられているように、2組の家族をクライアントとした1つの建物(住宅)をつくりました、ということになっています。
公園の眺望、庭、ルーフテラス、ガレージといった要素を両者の折り合いがつくところで間仕切って、それがそのまま外観に現れたというデザインです。
一見、複雑に折り重なっているようですが、階段はきれいに上から下まで通っていて、これはこの規模のSdHを設計する上でひとつの「ミソ」かなと思ったりします。
posted by 大川信行 at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 事例の研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月10日

所有の形態

二つの家族がくっついて暮らすことになるので、所有などの権利関係が複雑になるだろうと漠とした不安を持たれるかもしれません。
権利の話だけで考えると、SdHは住戸数2戸のマンションということになります。ではマンションとは何か。簡単に書きます。

・建物は専有部分と共用部分に分けられ、共用部分の権利は専有部分の持分割合による。
・土地と建物は一体の権利で、分けて処分できない(土地だけ全くの他人に渡ったりしたら面倒です)。
・土地の持分は建物の専有部分の持分割合による。

共用部分が何がしか発生するので、その管理(掃除、修繕など)をしなくてはなりません。従って自動的に2戸の管理組合ができます。
管理の話はまた別の機会にしたいと思います。

※一組のご家族が今、吉祥寺にて具体的にこのジェミニ・プロジェクトに参加すべく待機しています。吉祥寺駅から徒歩15程度、100u/戸程度を想定しています。興味のある方は私どもにご連絡ください。
posted by 大川信行 at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | プロセス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
東風意匠計画 HP

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