2007年04月16日

建物のスパンの話 その2

しかしながら一般的な価値判断としては、地下と1階を使う住戸と1階と2階を使う住戸とでは居住条件が全然違うということになります。我々もコーポラティブハウスで地下と1階のメゾネット住戸をいくつか設計していますが、作り方によっては逆に魅力的な住戸になることを知っています。それでも基本となる取得価格には差が付けられている(つまり地下があるというだけで安い)のが世間的な常識です。
今回も地下と1階を使う住戸と1階と2階を使う住戸とに分ける場合には、土地やスケルトン部分の工事費で、ある割合を乗じて多少差をつける方が逆に公平なのだと思います。この数値(あるいはその数値の作り方)も我々の中ではルール化しておこうと考えています。
posted by 大川信行 at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | コンセプト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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